独立を目指すにあたり必要なのは”お金”。
「スキマ時間をお金にしたい!」と思いフードデリバリーの配達員を始めました。
UberEatsや出前館などもありますが私が選んだのはWoltです。住んでいる札幌ではWoltの配達員さんをよく見かけるので選びました。あと、水色の配達グッズが一番可愛いと思ったのも理由です(安直)。
そんなウォルトの登録から配達開始までの流れをご紹介します。
こんな人に読んでほしい↓
・副業がしたい
・フードデリバリーの配達員になりたい ・Woltの配達員になりたい |
Woltとは
Woltは2014年にフィンランドのヘルシンキで開始したフードデリバリーサービスで、2020年3月に日本に上陸し、広島でサービスが開始されました。札幌には2020年6月に上陸しました。その後、仙台や東京など全国各地にエリアを広げています。
配達員は自転車・バイク・自動車(事業用)で自分の好きな時間を使って専用のアプリで案件を受注して稼働することができます。
稼働エリア(2022年5月30日時点)
- 札幌
- 千歳恵庭
- 旭川
- 帯広
- 函館
- 青森
- 弘前
- 八戸
- 盛岡
- 秋田
- 仙台
- 山形
- 福島
- 新潟
- 郡山
- 長岡
- いわき
- 東京
- 川崎
- 横浜
- 湘南
- 静岡
- 名古屋
- 浜松
- 大阪
- 岡山
- 倉敷
- 高松
- 徳島
- 広島
- 呉
- 松山
- 北九州
- 福岡
- 熊本
- 宮崎
- 鹿児島
- 沖縄
Wolt配達員の登録方法
配達員になるには登録が必要です。
配達員はアルバイトや正社員とは異なり個人事業主です。Wolt とは雇用関係はなく、Wolt が外部委託する配達業務を請け負う形で配達の仕事を行い、報酬を得ることになります。
Woltと配達員パートナーは雇用関係がないため、自身で確定申告を行う必要があることに注意してください。
配達員に登録できる条件
Wolt 配達員は18歳以上であれば誰でも登録可能です。高校生でも18歳以上であれば登録できます。
副業でお小遣い稼ぎしたい会社員、家事の合間に稼ぎたい主婦、急な予定が入りやすい大学生のアルバイトとしてもおすすめします。外国籍の方は永住者、日本人の配偶者、永住者の配偶者、定住者などが登録できます。その場合は在留カードの両面の提出が必要となります。
配達で使える乗り物
Wolt の配達で使える車両は以下の4種類です。
- 自転車
- 125cc以下の原付バイク
- 126cc以上のバイク(事業用車両)
- 軽自動車(事業用車両)
なお、車両は一つしか登録できません。
変更する場合はサポートに連絡すればを変更することも可能です。
登録までの流れ
非常に簡単なステップで配達が可能です。
Wolt公式サイトには「最短で即日完了」できるそうですが、通常であれば1〜3週間くらいで配達開始できるようになるかと思います。
①オンライン登録
インターネットで「配達パートナー登録サイト」を開きアカウントを作成する。
この時、「キャンペーンコード」を入力するフォームがあります。時期によりますが10配達で1万円もらえるキャンペーンなどやっている場合があるので、調べてからアカウント作成を完了させてください。
ここでキャンペーンコードを入力しておかないともう取り返せません。(私は後から気がついて激しく後悔しました)
②配達アプリのインストール
スマートホンにWolt配達アプリをインストールします。
③Webで動画の視聴と適正テストの受講(目安30分)
アプリにて動画が貼られているサイトが案内されるのでアクセスして視聴します。
以下のような内容です。
- Woltの概要説明
- 配達員の契約形態
- 配達員の報酬制度
- 配達時の基本ルール
- 配達員のマナー
- 交通ルール など
動画の視聴後に簡単な確認のテストがあります。以前は「やり直しができない」「不合格だともう配達員になれない」システムだったらしいですが、現在は変更されたようで合格ラインに届くまでやり直しができたので安心して大丈夫だと思います。
終了後に⑥登録会の予約フォームへ案内されます。都合の良い日程で申し込んでください。
④書類の提出
配達アプリから必要書類をアップロードします。私は原付だったので以下の書類(写真データ)を提出しました。
- 身分証明書(マイナンバーカード)
- 運転免許書
- ナンバープレートの写真
- 自賠責保険証(ナンバー記載のあるもの)
など。
他には住所や銀行口座情報(報酬を振り込んでもらうため)などをフォームに入力しました。
⑤契約書への署名
必要書類のアップロードが完了すると、Woltから「電子契約書」がメールで送られてきます。
英語で書かれていますが分かりやすくなっているので問題ありません。画面上でデジタル署名をして完了です。
⑥決済アプリ「Kyash」のインストール
(※現金対応をしていない都市では不要です。)
お客様から受け取った現金の分をWoltに送金するために「Kyash」というアプリを使います。
⑦の登録会でインストールされていることと、Kyashアプリ内で本人確認が済んでいることを確認されるので登録会までに完了させておきます。
①〜⑥までの作業はアプリで完了できるので家にいたまま隙間時間に進めることができます。
⑦登録会へ参加 → 配達開始!
登録会は予約した時間幅の間で指定の会場に出向き、運営スタッフさんと1対1で面談します。身分証明書を提示した後、
- 必要書類が提出されているか
- 「Kyash」はインストールされて本人確認が済んでいるか
- 配達グッズは持っているか
などを確認され、スタッフさんがシステムの方でアカウント有効化の処理をします。その後、配達アプリを開くと稼働できるように画面が変わっているのでそれを一緒に確認して終了です。
この時点で配達バッグも用意できていれば登録会終了後には配達を開始することができます。
ちなみに以前はこのタイミングでグッズを受け取っていたようですが、現在はインターネットで注文して郵送で届くようになっています。
配達グッズについて
Woltのバッグやグッズを使うのは強制?
服装については規定なし
WoltのTシャツや、ジャケットを着用せずに配達をしても問題ないようです。
ただし、Woltグッズを着用していればお店やお客さんから見てもすぐに「Wolt配達員」と分かるので、着用するほうが無難です。
バッグは他社のものでもOK(他社ロゴが見える状態はNG)
私は登録会の時点でまだ配達グッズを用意していませんでした。
「あったほうがいいですか?」と聞いたら
「他社のデリバリーバッグでがあればロゴ部分を隠して使ってもらって構いません。他社のものも持っていないようであれば購入をお勧めします。食品を扱うので保冷バッグは必要になります。」
と言われグッズ販売サイトの二次元コードをスキャンさせてもらいました。
配達グッズについて以前はデポジット制だったそうですが、4月18日から購入制となりました。基本セット6,500円(送料込み)を購入しないといけません。ちょっと高いなあと思いました。
配達グッズの購入方法
Wolt配達アプリのリンクからグッズショップにアクセスでき、そこから購入できます。
グッズは注文から5日後に届きました。
ちなみに私が購入した時は「基本セット・キャッシュバックキャンペーン」中で、
- 登録完了後14日以内に基本セットを購入
- 基本セット購入後14日以内に10配達以上完了
この2つの条件をクリアすることで基本セットの金額および郵送料金(6,500円相当)をキャッシュバックする、という内容でした。現在も同様のキャンペーンがあるか不明ですが、ありがたいことです。
実際に、条件をクリアした後1週間ほどで無事返金されました!
基本セットの内容
- 配達バッグ
- Tシャツ2枚
- ジャケット1枚
- キャップ
- スマホホルダー
以上の6点です。自転車で登録している人は自転車用ヘルメットも入るようです。
グッズショップにはこれら以外のものも販売しています。
配達前の準備
配達を開始する前に以下の事前準備をお勧めします。
- バッグの組み立て
- バッグ内の緩衝材を用意
- 釣り銭の用意
- 敷き紙の用意
- 「配達中用紙」の用意
バッグの組み立て
Wolt配達アプリからバッグの組み立て方を説明する動画を見ることができるので、それを参考にして組み立てます。
緩衝材の用意
バッグ内で配達物が動かないように緩衝材を用意することをお勧めします。
私はサバイバルシートをくしゃくしゃにしたものを緩衝材にしています。
釣り銭の用意
現金配達の対応エリアで稼働するのであれば釣り銭の用意が必要です。
Woltのヘルプページによりますと、下記のお釣りの用意を推奨しています。
- 1,000円札 18枚
- 500円玉 2枚
- 100円玉 15枚
- 10円玉 20枚
- 5円玉 2枚
- 1円玉 10枚
敷き紙の用意
Wolt注文アプリでのデフォルト設定は「コンタクトレス配達(置き配達)」になっているため、多くの配達が玄関ドア横に料理を置いて完了になります。その際、地面に直接置くよりも新聞紙などの紙を敷いてから置くようにWolt運営から推奨されています。
アプリのヘルプページからWoltのキャラクターが描かれた敷き紙用データがダウンロードできるので、それを印刷して使うのもありです。
ダウンロードページへの行き方↓
配達アプリ > ヘルプセンター > 配達関連情報 > 配達の準備 > 置き配達用敷紙・配達中用紙 |
「配達中用紙」の用意
お店によっては停車中の車両にWoltの配達中であることがわかるような印をつけるよう指示があることがあります。そのような場合に使用するのが「配達中用紙」です。
敷き紙と同様にWoltのヘルプページからデータがダウンロードできます。
ダウンロードページへの行き方↓
配達アプリ > ヘルプセンター > 配達関連情報 > 配達の準備 > 置き配達用敷紙・配達中用紙 |
まとめ
①オンライン登録
②配達アプリのインストール
③Webで動画の視聴と適正テストの受講(目安30分)
④書類の提出
⑤契約書への署名
⑥決済アプリ「Kyash」のインストール
⑦登録会へ参加
以上のプロセスと配達グッズの調達、そのほか諸々の準備が完了したらいよいよ配達です。
配達についてはまた詳しく記事を書きたいと思います!